2006年06月24日

サイバーエージェント、ドロップシッピング事業に向け100%子会社を設立

サイバーエージェントさんは本当に流行に敏感ですよね。

なんでも付いていくのは色々大変だと思うのですが、行動しなければ結果は得られないので、やってみてからトライアンドエラーを繰り返すしか最良の結果は得られないのかもしれませんね。
 サイバーエージェントは6月21日、ドロップシッピング事業を行う新会社「ストアファクトリー」を7月3日に設立し、10月1日よりサービス「ミセつく」を開始すると発表した。

 新会社は、サイバーエージェントの100%子会社となり、代表取締役社長には渡辺健太郎氏、取締役に青柳智士氏および西條晋一氏、監査役に前田孝浩氏が就任する。資本金は4800万円となっている。

 ドロップシッピングとは、商品の発送や決済などを卸業者や運営会社が担当し、自身は在庫を持たずにECサイトを運営できるインターネットビジネスの新しい運営形態。個人でもブログなどでドロップシッピングを導入することにより、商品販売に応じた収益を得ることができるという。

 ストアファクトリーでは、販売商品選択とその販売価格および商品説明の入力後、ブログをはじめとする自身のサイトに簡単に掲載することができる仕組みを提供し、サービス開始時には、ジュエリーや健康食品、アパレル雑貨など、1万点の商品を取り扱う。サイバーエージェントが運営する「Amebaブログ」の開設者120万人をはじめとする個人やインターネット事業者へサービスを提供する。

→ サイバーエージェント、ドロップシッピング事業に向け100%子会社を設立

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 09:11 | TrackBack(2) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

gooリサーチ、10万人に聞いた番号ポータビリティの利用意向

ついにナンバーポータビリティが始まりますが、e-mailアドレスは持ち越しできないので、迷っている人も結構いるようですね。

これは何かの時に使えそうなデータなのでぺたっとしときます。
NTTレゾナントと三菱総合研究所は、「gooリサーチ」モニターとNTTナビスペースの調査モニターを対象にして行なった「番号ポータビリティサービス利用意向」の調査結果を発表した。

 有効回答数は10万247人で、ネット上の非公開アンケート形式で調査された。回答者の男女比は男性が46.7%、女性が53.3%。年齢別に見ると、10代は2.4%、20代は21.8%、30代は40.8%、40代は24.9%、50代は18.7%、60代は5.2%、70代以上は1.5%となっている。

 携帯電話向けの番号ポータビリティ制度は11月までにスタートする予定だが、認知度は、「詳しい内容まで知っている」が11.5%、「大体の内容を知っている」が42.1%、「名前を聞いたことがある程度」が18.9%となっており、合わせて全体の72.5%が「知っている」と回答したことになる。逆に「知らない」と回答したのは27.5%となった。

 番号ポータビリティ制度によって、どのようなメリットがあるかという点については、「割安なキャリアに変更できる」という回答が6.7%、「魅力的なサービス・機能のキャリアに変更できる」という回答が51.4%、「魅力的な携帯電話のキャリアに変更できる」という回答が48.0%を占めた。

 デメリットとしては「乗り換えの際に手数料がかかる」との回答が64.1%、「メールアドレスが変わる」が57.0%、「長期契約割引がなくなり、基本料が高くなる」が48.9%となった。

 番号ポータビリティ制度を利用するかどうかについては、「ぜひ変更したい」が5.0%、「どちらかと言えば変更したい」が24.7%となり、3 割弱の回答者が利用意向を示した。利用意向を示した29,698人に対して、どのキャリアへ乗り換えるか尋ねたところ、58.0%が「au」と回答。 NTTドコモは22.1%、ボーダフォンが18.9%、ツーカーが1.1%となっている。回答者が現在利用しているキャリアも踏まえると、利用意向者のうちNTTドコモユーザーの7割がauへ、auユーザーの6割がNTTドコモへ移行する形になるという。

 番号ポータビリティ利用時の手数料については、45.8%が「支払いたくない」としたほか、16.0%が「1,000円〜1,499円」、15.8%が「500円〜999円」とユーザーが望む価格帯が示されている。

→ gooリサーチ、10万人に聞いた番号ポータビリティの利用意向

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:55 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リリース前からブロガーに注目されるFirefox用エクステンション「AllPeers」

Firefoxがファイル共有ソフトになる!

これは楽しみなプラグインですね〜。
Firefoxの堅牢さとBitTorrentの効率性を組み合わせたものになる。との事ですので、かなり期待できるんじゃないでしょうか。
オープンソースブラウザ「Firefox」をファイル共有ツールとして利用できるようにするためのエクステンションが、リリースされる前から、ブロガーの間で話題になっている。

 英国に本社を構えるAllPeersは現在、Firefox向けのPtoPツールを開発中だ。同社はこのツールがリリースされれば「Firefoxにとって、誕生以来最高の出来事となる」と述べる。AllPeersによると、ウェブユーザーらは同ツールを利用することによって、他のユーザーのハードディスクや、彼らがダウンロードしたファイルをブラウジングすることが可能となるという。

 「AllPeersが提供する無償のエクステンションは、Firefoxの堅牢さとBitTorrentの効率性を組み合わせたものになる。これを利用すると、ウェブブラウザが、強力なメディア共有ツールに変身する」と同社のウェブサイトには記載されている。

 同社は自社ウェブサイト上でこのツールのインターフェースのスクリーンショットを公開しており、この拡張機能は「間もなく」リリースされると述べている。

 ブログ検索エンジンのTechnoratiによると、同エクステンション機能に対する関心は数週間前から高まっているという。

 BitTorrentは、オープンソースソフトウェアなどの大容量ファイルを転送する際に用いられる標準的な手法となっている。そのため、ウェブブラウザ開発者らは数カ月前から、自分たちのプログラムでBitTorrentをサポートしようと取り組んでいる。もっともBitTorrentは、無料の映画、ゲームなどを探すユーザーの間でもよく使われている。

 ノルウェーのウェブブラウザメーカーOperaはすでに、BitTorrentをサポートするブラウザのテスト版を提供している。また、MozTorrentというオープンソースプロジェクトでもFirefox向けのプラグインが開発されている。

→ リリース前からブロガーに注目されるFirefox用エクステンション「AllPeers」

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:50 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

企業ブログを構築する「ドリコムブログセット」のASP版が発売開始

ドリコムさんが、法人向けブログプラットフォームを提供サービスを開始したそうです。

ドリコムブログセットの特徴は数人〜数百人分のブログページとポータルページを比較的短期間で立ち上げられるそう。

その他にも、既存のフリーウェアでは構築が困難だったポータルページを標準搭載。
「ブロガーのカテゴリ別表示、更新順表示、ランキング表示、最新記事反映」など、ポータルに必要な機能がそろっています。

こりゃ値段次第ではすごく魅力的なサービスですね。
ドリコムブログセット(旧称ドリコムブログ・ライトエディション)は短納期で多数のブログをポータルページ付で構築可能なブログホスティングサービスです。

ドリコムは6月21日、企業オリジナルのブログを構築する、法人向けブログプラットフォーム提供サービス「ドリコムブログセット」を発売した。

 ドリコムブログセットは、トヨタビッツやリクルート住宅情報の企業ブログにも利用されているブログホスティングサービス。

 独自ドメインに対応するほか、SEO対策、ポータル・サブポータル機能、記事投稿承認機能、高機能スパムフィルタなどを実装しており、、数百人分のブログをポータルページつきで構築できる。

 今回、そのASP版として、発売されたが「ドリコムブログセットASP」だ。独自ドメイン対応やSEO対策など、ドリコムブログセットのベーシックな機能を引き継ぎ、「低コストで、システム導入の手間も軽減する」(ドリコム)という。ドリコムではサービスの企画立案やコンサルティングサービスなどもあわせて提供するとしている。

→ 企業ブログを構築する「ドリコムブログセット」のASP版が発売開始
blog_ranking.gif
posted by Mts! at 00:50 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

「芸能人の公約」もしも日本がWカップでブラジルに勝ったら・・・。

20060621-02.jpg

ピエール瀧、林家いっ平、亀田興毅など。

多数の芸能人、著名人が次のブラジル戦に日本が勝利したら・・・。
という公約を公開しています。

「サイン入りTシャツプレゼント」とかどうでもいい公約も多いのですが
気になったのは、ピエール瀧さんの

「日本VSブラジル」を会場で見ているので、日本が勝ったら、その瞬間、裸でピッチに飛び出します!」

という公約はすごく面白いと思いました(笑
→ TOKYO FM SPECIAL WEEK

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:24 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

電脳卸のドロップシッピングの仕組みが公開されました。

20060621-01.jpg

以前から気になっていた電脳卸のドロップシッピングの仕組みが公開されました。
電脳卸drop shippingのサービススタート時(β1.0)は、大きく分けて2種類の利用方法があります。商品が売れた際、販売店が独自で決済を行う場合と、お客様からの入金を、決済代行サービスの「pay+」を使う場合の2種類です。販売店が独自で決済を行う場合は、「drop(ドロップ)」という電脳卸ポイントを利用することになります。このページでは、それぞれの利用方法とdrop(ドロップ)の仕組みについて図を元に説明します。

→ 電脳卸 ドロップシッピングの仕組み

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:16 | TrackBack(1) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「日本へのメッセージ――グーグル、若者、メディア、ベンチャー精神について」梅田望夫(前編)(1)

『ウェブ進化論』でおなじみの梅田望夫さんのインタビュー記事が掲載されています。
※今回は前編
グーグル、Web2.0、オープンソースなど、ウェブ世界に起きている新たな潮流を描き、ベストセラーとなった『ウェブ進化論』(ちくま新書)。その著者である梅田望夫氏に話しを聞くため、氏がコンサルティング会社を構えるシリコンバレーのオフィスを訪ねた。(6月19日発売号の『週刊東洋経済』:「Web2.0」特集の特別版)

「僕がグーグルを礼賛する理由」

――『ウェブ進化論』の読者からは、梅田さんのグーグル、ネットに対する見方がオプティミスティック(楽観的)すぎるのではないかという意見も多く聞かれましたが、その点についてはどうお考えですか。

 それはね、いくつか理由があって。そういう風に書こうと思ったからそういう本になっているんだけど。まず、グーグルについては、問題点の提起をするよりも先に、この達成の度合いについてお互い理解しよう、そのあとに、問題点なりなんなりを議論しましょう、というのが僕の立場で。

 つまり日本というのは、グーグルが2004年に株式公開しても、グーグルについてきちんと取り上げて、この会社がどれだけすごいことをしているかを、ちゃんと理解して伝えようとした人は誰もいなかった。要するに、ずっと無視してきたわけだ。それで、僕の本が出て、佐々木俊尚さんの本(『グーグル』(文春新書))が出て、グーグルうんぬんということになってきて、じゃあ最初に何をしたかというと、ネガティブなことを言い出したわけだ、いきなり。「グーグルがすごかった」と言う期間はほとんどなしで、グーグル八分だったり、問題点の指摘ということになった。大体それは想像がついていたから、批判されることも承知で、「グーグルが何をやったのか」という達成についてきちんと書くというのが僕の立場。確信犯的にグーグルの達成とポジティブな面を表現したということですね。それが一つ。

 もう一つ、ちゃんと読んで欲しかったと思うのは、すごくわかりやすいグーグル批判をする人たちなんだけどね、僕は、あとがきの中で「これから難しい問題が起きてくる。この難しい問題というのは、グーグルの抱えている正の部分、負の部分も含まれるけれど、もっとネット全体として、善悪もすべて飲み込んだ世界なんだから、これからネットの世界に新しい秩序をつくっていくには大変な難題がこれからあります」というふうにきちんと書いているわけですよ。

若い連中をなぜ奨励しないのか

 その難題を乗り切るという行為をする人たちを出さなければならないでしょ。そのためにはオプティミズムで、その人たちを奨励しなければいけないでしょ、というのが僕の立場なんですよ。つまり、グーグルという、まったくゼロからあれだけのものをつくった存在に対して、すごいということを一切言わないで、メディアが「出てきたものを叩く」という姿勢でいるなら、誰もグーグルみたいなことをやってみようという人が出てこないじゃない。しかもメディアは、叩いていながら、「なぜ(日本には)グーグルが出ないんだ」と言っている。それはすごく大きな矛盾だと思う。つまり、グーグルが行った達成はすごいと一回はきちんと言って、仮にグーグルに問題があるのなら、10年先にグーグル以上の会社をつくるしかないじゃない。

 グーグルが仮に脅威であるとか、問題があるなら、アメリカはどうするかというと、グーグルに競争して勝つ会社をつくらなければいけないね、ということになる。要するに、今の状況がよくないのなら、グーグルを引き摺り下ろす、競争によって、グーグルより優れた会社が出てくればいいという発想。そうすると、グーグルよりすごい会社をつくり出せるのは若い連中なんだから、彼らを奨励して、そこにお金を突っ込んで、新しいことをやろうとする人に頑張れと言わなければいけないよね。そのベースにあるのがオプティミズムなんですね。

 そういうことを意識して、僕はオプティミズムということを言っていて、それが若い人たちにちゃんと伝わるから、彼らは「嬉しいな」と思ったり、この本を読んで励まされたり、「自分は何かやらなきゃ」と思ったりするわけ。日本のメディアは何をするかというと、ちょっと前までなんの興味もなかった、関心もない、特集もしない、理解しようともしなかった。ところが、誰かが何か「すごい」と言ったら、「すごい」っていう部分はすっとばしてさ、「ところでそんなすごいんだったら必ず問題あるよな」という姿勢で、問題のところにずっとフォーカスしてさ、問題のところばかり言うじゃない。そうすると、それを見ている人たちは、そんな大きなことをしようと思わないじゃない。

――それだけ、グーグルに対する期待が大きいんではないでしょうか。

 いや、期待なんかしてないんですよ。できもしないことを偉そうに言うことが嫌いなんですよ。たとえば、グーグルは「われわれは邪悪なことをしない」と言っている。それに対する反応は、アメリカなら「若い連中が格好いいことを言っているな」くらいのものですよ。ところが日本では、「『われわれは邪悪なことをしない』と言っていながら、あの中国でやっていることはなんだ」という論調になるわけだ。実際は期待なんかしてない人が、ほんのちょっと齟齬をきたしたことに対して、ワーッと言ってしまう。がっがりしちゃうよね、ああいうのを聞くと。それはメディアだけじゃなくて。僕が1万件ぐらい読んでいるブログやSNSの書き込みの中にも、何パーセントかある。影のところにスポットライトを当ててはいけないわけではないけど、バランスを著しく欠いている意見というのがあると思いますね。よくわからないけど、日本だけかもしれないよ、こんなことが起きるのは。もし日本だけだとすると、結構深刻な問題だと思うな。

SNSは「Web2.0」と呼べるのか?

――梅田さんは、「Web2.0」の定義を、「不特定多数無限大を信用するか否か」「あちら側でサービスを行うか、こちら側でサービスを行うか」の2つの軸で行っていましたが、日米に「Web2.0」と呼べる企業はありますか。

 あると思いますよ。国民全体というか、コンシューマー事業としてはあると思いますよ。ところが、いったん日本の組織がWeb2.0をどう考えたらいいかといった瞬間に、そこは結構齟齬をきたすでしょうね。やっぱり開放性というのが、いろんな意味での、Web2.0の基本だから。情報は占有するのではなくて共有するとか、クローズではなくオープンとか、全部そういうキーワードで言えると思うけど、やっぱりそこは難しいでしょうね。それは日本に限らない。アメリカも大企業は同じで、どこでも共通に抱えるところ。日本の世論みたいなものは、やっぱり日本の組織の論理みたいなものが、色濃く反映される傾向にあるかもしれない。だから、Web2.0的なもののインパクトが大きくなったときに、「これはけしからん、これはいいものでない」となる可能性はあるな。

――日本で言うと、Web2.0の旗手はどの会社ですか。
 
 ミクシィが実績的には一番大きいと思う。ただね、Web2.0というのも厳密な定義があるわけではないんですけど、「不特定多数の人たちが関わって、その人たちがつくるコンテンツでうんぬん」という意味では、SNSは2.0の代表なんだけど、ミクシィなりグリーなりSNSって、閉じた擬似ネット空間なんだよね。やっぱり、インターネット全体の開放性というものと検索エンジンの関係というのが、2.0の骨格にあるんだけど、SNSのコンテンツは検索エンジンにひっかからないんだよね。だから、SNSっていうのは、2.0完全という感じのオープン性ではない。たとえば、ミクシィで書いた日記が検索エンジンを通じて誰かに届くことはないわけですよ。同じ不特定多数でも、その自分たちが誰かの紹介で友達でというコミュニティ。ただ、300万人にもなって、その中で検索できるんだから、ほとんど擬似空間ではあるんだけど、普通のブログと違って、完全なネット空間で、検索エンジンに拾われて、まったく新しい人との出会いがあるというのは、SNSにはないから。その部分が少しひっかかるんですよ。ミクシィを2.0の代表と言うにはね。だけど、実績からいうとミクシィなんじゃないですか。

――アメリカだと、マイスペ−スとかユーチューブとかそのあたりですか。

 ユーチューブ(YouTube)はそうだよね。ただ出てきたばかりだから代表とは言えるかな。マイスペース(MySpace)とかフェイスブック(Facebook)とか、そこらへんが面白いですよね、SNSでは。ただそこは、ミクシィと同じ意味でややクローズな感がある。だから、アメリカだと、ヤフーが買収したフリッカー(Flickr)だとか、デリシャス(del.icio.us)とか、最近では、リヤ(Riya)って会社もある。ゲーム絡みでいうとセカンドライフをやってるリンデンラボ(Linden Lab)、ここら辺が2.0系で面白いところですね。

まだ戦いは、始まったばかり

―― 梅田さんは本の中で、「グーグルはエリート主義であり、不特定多数無限大に対して信頼は置いていない。その意味で純粋にWeb2.0の企業というわけではない」と書かれていました。もし、グーグルを超える企業が現れるとすれば、それは真の意味でWeb2.0の定義に当てはまる企業であると思われていますか。

 僕はグーグル自身があんまり2.0の会社と思わないんですけど、グーグルとWeb2.0の企業の一番の違いって、グーグルっていうのは、テクノロジーをベースにしたプラットフォームの会社なんですね。テクノロジーを開発して、ネット上でオープンになっている情報を全部自分のところに持ってきて、整理して、その全体を検索エンジンでとかいろんなことで提供しますということですよ。

 ミクシィとかはてなとか、彼らはユーザーという概念があるわけだ。これは無償であれ、有償であれ、登録ユーザーって概念があるわけだ。フェイスブックもそうだし、みんなそうですよ。自分たちが場をつくって、そこに人が来てくれる。そうすると、その人たちが自由に日記を書いたり、写真を上げたりとか、そういうことをやってくれる、そのことによってサイトの価値が高まって、広告の価値が上がるということなんですけれど、もともと、何十万人、何百万人というユーザーが貢献してくれているものじゃない。そうすると、そんなにそこからべらぼうな利益が出るものではないっていうか。構造的に。グーグルというのは、そういうユーザーというものから遠くて、全部のインフラだから。2.0の会社と呼ばれたくない人がいるのは、それは2.0は儲からないものという感じがあるから、そういう風に言っているのかもしれない。

 ただ、グーグルがやったのはまだテキスト情報だけですからね。もちろんグーグルは、写真も映像もやりますって言っているけれども、検索エンジンで成功したから、隣も全部成功できるという保障はまったくないわけで。だから、グーグルで大儲けをした2つのベンチャーキャピタル(VC)、クライナーパーキンスもセコイアも、グーグルのボードメンバーでもあるわけだけど、グーグルがここもやりますよと言っているビデオのスペースのYouTubeは、セコイアがいくらでも金を入れてつくろうとしているし、ポッドキャスティングの一番面白い会社は、クライナーが金を出している。

 だから結局、グーグルっていうのは新しい道を開いたと。検索エンジンだけでも、それに付随するサービスをいろいろやっていくことで、大変な事業をつくるであろうし、これからも10年は君臨するだろうけども、ビデオの世界とか、映像、写真、音楽、こういうところは、まったく違う技術でまったく違う論理で、ビジネスモデルで、今のテレビとか、ラジオとかメディアを代替する可能性はあるよね。戦いはぜんぜん終わってない。始まったばかり。

メディアはどうすれば生き残れるか?

――メディアも、紙からネットにシフトして、『ビジネスウィーク』とか『フォーチュン』などのビジネス誌は、タダでコンテンツの大半をネットに出しているわけですけれども、今後メディアがネットにシフトすることで、リアルを補うような収益を上げることができるのでしょうか。

 それはない。最後までない。

――とすると、情報がネット空間に溢れ、コモディティ化してしまい、リアルのほうのマーケットも収縮してしまうという道しかないんでしょうか。

 収縮の度合いの問題だと思うんですよね。ただね、アマゾンが出てきて、書籍の全体の売り上げはどんどんアメリカで上がっている。だってさ、1年に1冊も読まなかった人が5冊読むようになればさ、本はもっと売れるわけでしょ。つまり、雑誌だって、もっと面白いものをつくればもっと売れる。収縮って決めることはない。

 たとえば、「新聞はこれからダメになっていくんですか」で聞かれるからさ、「今までと同じ経営と紙面の作り方をしていればそうだろうけど、もう少し斬新なことを考えれば、違うんじゃないの」と。たとえば、「今の新聞って何ですか」って言ったときに、ほとんど全部の記事は雇用されている記者が書いたものじゃない。そこが問題なんだよね。つまり、朝日新聞なら朝日新聞で、あの記事というのは多様性がまったくないわけですよ。一つの朝日新聞っていう組織に運命を握られちゃった人たちが書いているんだもん。全員が同じ教育を受けて書いているんだもん。だからさ、それをカンファタブルに思う人は買い続けるかもしれないけど、面白くないと一旦思ったら、翌日面白くなったりはしないじゃない。

新聞はもっと自由なもの

 ブログが出てきて、よく議論になるのは、「これだけブログがあって新聞はダメですか」と。ところが、ブログの面白いものをさリアルタイムで拾ってきて、それが翌日にきちんと一番面白いところを印刷して、朝日新聞の真ん中6面ぐらいは、日本のブログの中の一番面白いものがちゃんとピックアップされて、多様な議論がちゃんと載っていると。たとえば、村上ファンドの記事を昨日から一生懸命読んでるんだけど、ブログのほうが面白いよ。多様性がある。メディアは第4の権力ではあるんだけど、権力のチェック機構には全然なってないじゃない。全然なってないよ。だけど、ブログのほうがもっと多様で、今の常識の新聞では書けないだろうなということが、それぞれプロフェッショナルの観点で書いてあるよね。

 新聞ってもっと自由なものでしょ、本当は。一つの統制された意見として書くというのが新聞の約束事だけど、もっと世の中は多様であるわけでしょ。あれだけの組織力を使えば、リアルタイムで、どんなに面白いものが書かれているかってわかるよね。その人たちと交渉して、転載の許可を数時間でとるみたいな組織をつくって、新聞の中6面ぐらいを、日本中で起こっているブログ、場合によっては、グローバルに起こっている事件に対するグローバルなリアクションのブログをちゃんと翻訳して、載っけていく体制をつくったら、売れるかもしれないよ。たとえば、そういうこと一切考えない。それで、新しく生まれてくるものは自分たちを脅かすからダメと。再販制度の批判というのは、一切載らないとかさ。(売上高が)減るとすれば、そういう経営のあり方とか、そういう風につくられた製造物である新聞に対して、みんながノーと言っているということでしょ。だから、そういう問題を一個ずつ議論しないと、ネットがとか、Web2.0が、新聞にどうかとか雑誌にどうかということにはならないでしょ。
(後編に続く)

聞き手:佐々木紀彦、高木あやか(フリージャーナリスト) 撮影:Jochen Siegle

梅田望夫(うめだ・もちお)
1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。94年よりシリコンバレー在住。97年にコンサルティング会社、ミューズ・アソシエイツをシリコンバレーで創業。2005年より、はてなの取締役も務める。

→ 週刊東洋経済TKプラス | Key Personプラス

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:12 | TrackBack(3) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マイクロソフトの仏語版サイト、ハッカーに書き換えられる

複数のハッカーがMicrosoftのフランス向けウェブサイトの一部に侵入し、同サイトのトップページを落書きの画面に書き換えたという記事。

Microsoftクラスの会社のサイトがハッキングされる事ってあるんですね。
記事を読むと、身代金目的のハッキングなんかもあるようで・・・。

コレってMicrosoft側のセキュリティが甘いせい?
それともハッカーの技術が高すぎるせい?

どっちなんでしょ。
現地時間6月18日、複数のハッカーがMicrosoftのフランス向けウェブサイトの一部に侵入し、同サイトのトップページを落書きの画面に書き換えた。

 Microsoftは19日に、同社のフランス語サイトを稼働するサーバが何者かに侵入された事実を認めた。書き換えられたウェブサイトのスクリーンショットのアーカイブを保存しているセキュリティウェブサイトのZone-Hによると、書き換えられた後の画面には、「TiTHacK」というハンドル名を使用する複数のトルコ人ハッカーが今回の攻撃を行ったと書かれているという。

 Microsoftは19日に発表した声明の中で、攻撃者は設定の不具合を突いて同ウェブサイトのサーバに侵入した可能性が高いとしている。「Microsoftは、この問題を解決し、さらなる犯罪行為を阻止すべく適切な措置を講じた」(同社)

 攻撃者らはMicrosoftのウェブサイトに侵入後、同サイトを書き換え、以下のようなメッセージを残した。「やあ、マスター。お前のシステムはトルコ人ハッカーが占拠した。レッドライン(redLine?)がお前(のサイト)を占拠している。Special Thanx And Gretz RudeBoy、SacRedSeer、The_Bekir、さらに全てのトルコ人ハッカーの次の標的はmicrosoft.comだ。2006年6月 18日19時6分、われわれはこのサイトを占拠した・・・」

 ウェブサイトの書き換えは現在も頻繁に発生しているが、ここ数年は金銭目当ての別の脅威が世間の注目を集めているため、単なるサイトの書き換え行為はさほど話題に上らなくなった。

 Microsoftは、警察と連携し、攻撃者らを調査するとともに、彼らに対する適切な措置を講じているとしている。

 書き換えられた同社のフランス語版ウェブサイトは、19日の大半の時間オフラインとなっていた。現在Microsoftはサイトの復旧に取り組んでいるという。同サイトはサードパーティのウェブホスティング企業が管理しているが、その企業の社名は明らかにされていない。英国に拠点を置くインターネット監視会社Netcraftによると、同サイトは、MicrosoftのウェブサーバソフトウェアIIS 6.0を搭載したWindows Server 2003上で稼働しているという。

 Microsoftは、「当ウェブサイトをご利用いただけず、お客様にご迷惑をお掛けしている場合はお詫び申し上げます」とした上で、さらに次のように述べている。「Microsoftはお客様の保護に尽力しており、サードパーティのホスティング企業と連携し、なるべく早くウェブサイトの機能性を回復できるよう真摯に取り組んでおります。」

→ マイクロソフトの仏語版サイト、ハッカーに書き換えられる

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:07 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

Google「自然リンクと人工リンク」を区別

SEO対策として施されたリンクをGoogleが判別する。

以前に比べるとGoogleでの検索結果は、精度が低くなっていると思います。
それは、ロボット型の「弱み」を突かれた形でのSEO対策(施策)が影響しているのでは無いでしょうか。

今後のGoogleに要注目です。
米Googleが公式ブログ「Inside Google Sitemaps」において、自然リンク(Natural Links)と人工リンク(Unnatural links)の取扱いについて見解を述べている。

Googleは、コンテンツに価値を見出し訪問者に紹介するために設置されるようなWebで自然発生的に生まれたリンクを自然リンクと定義。一方で検索エンジンに人気があるように見せかけることのみを目的として設置されたリンクを人工リンクと定義している。Googleはこうした人口リンクのいくつかは同社のウェブマスターガイドラインに違反するとしており、例えばランキングやPageRankを上昇させるためのリンクスキームへの参加や、スパムサイトや”悪しき隣人”に対してリンクを張らないこと、また検索エンジンのために作成されたドアウェイページを設置しないよう呼びかけている。

また、一般的にスパムサイトや悪しき隣人”へ”リンクを張ることは自身のインデックスやランキングに悪影響を及ぼしうると説明。こうしたサイト”から”リンクをもらった場合は弊害が及ぶことはないが決してプラスにはならないとしている。

Googleのリンク分析技術を巡っては、先日エンジニアのMatt Cutts氏が「過度の相互リンクを実施しているサイト」や「インバウンド/アウトバウンドリンクの信頼性が著しく低いサイト」に対するクロール頻度を下げる、あるいは登録を行わない場合があることを指摘しており、リンクスパムの横行に対してGoogleは様々な対応策を試みている。

Inside Google Sitemaps: Live in our hometown
http://sitemaps.blogspot.com/2006/05/live-in-our-hometown.html

→ Google「自然リンクと人工リンク」を区別

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:33 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

勢い増すニュースサイトDigg,ワールド編とビジネス編に進出

大手新聞社のHPよりもチェックされているというDigg。

こういったサイトが勢力を伸ばしつづけている現状を新聞社は、どう思っているんでしょうか?

危機感をもって今後の対応を考えていかなければならないと思います。
シリコンバレーのゴシップブログWalleywagに,Diggのベータ版サイトのスナップショット写真が掲載されていた。

 Diggが非技術分野にも進出するという,かねてからの噂が写真によって証明された形になった。“World News”と“Business”の二つの新カテゴリーページが近く開設することになりそうだ。

 Digg は参加型のソーシャル・ブックマーキング・ニュースサイトとして急成長を続けており,ページビュー数で大手新聞社系サイトをゴボウ抜きしている。また技術系ニュースのフォーラムサイトとして独走していたSlashdotをこの4月に追い抜き,今や技術系ニュースのナンバーワン・サイトになってきた。
Digg Slashdot.JPG

 だがDiggのコンテンツはマニアックなニュースに偏っており,多くのビジネスパーソンには縁のないサイトであった。ところが今度の“World  News”と“Business”分野のサイトでは,対象とするユーザー層を拡大したいはず。さて,一般のビジネスパーソンも,このような参加型ニュースサイトに寄りつくかどうか。興味深い。

→ 勢い増すニュースサイトDigg,ワールド編とビジネス編に進出

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 18:21 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MS会長B・ゲイツ氏、2008年7月に事実上の退任へ

ついに、B・ゲイツさんが退任したそうです。
今後のMSの動向が気になりますね。
Bill Gates氏がMicrosoftにおけるフルタイムの仕事から身を引く意向であることを明らかにした。Microsoftは株価の低下やGoogleとの競争、次期OS「Vista」の開発遅延などの問題に直面している。

 米国時間6月15日の株式取引終了後に記者会見を開いたGates氏は、今後2年間をかけてMicrosoftでの日常業務から徐々に身を引いていくと述べた。

 またGates氏はただちに、最高技術責任者(CTO)のRay Ozzie氏にチーフソフトウェアアーキテクトの座を譲ることも明らかにした。また、アドバンストストラテジおよびポリシー担当チーフテクニカルオフィサーのCraig Mundie氏をチーフリサーチ&ストラテジーオフィサーに就任させ、リサーチやインキュベーションの業務を担当させるという。
vista

 Gates氏はこれまでMicrosoftに常勤し、その合間を縫ってBill & Melinda Gates Foundationの業務にあたってきたが、退任後はBill & Melinda Gates Foundationの仕事を優先させる意向だ。

 同氏は声明で「ビジネスや技術の分野において、Microsoftはこれまでにないくらい強力なリーダーシップを発揮している。社内にはRayや Craigのような優秀な技術者がおり、わたしは幸運だと思う。2008年6月まではMicrosoftに常勤し、RayやCraigと協力しながら、滞りなく仕事を引き継ぐ予定だ」と述べた。

 Gates氏は2000年、CEO職をSteve Ballmer氏に譲り、会長として同社にとどまると発表し、技術業界に驚きを与えている。また、それと同時にGates氏は、チーフソフトウェアアーキテクトに就任していた。

 Microsoftは、好調な業績を維持するも、今後の成長見通しや新たな競合企業に対抗する能力が原因で、株価に停滞が見られていた。 Microsoftの株価は15日、過去52週間の最高値28.38ドルから、22.07ドルで通常取引を終了している。同社株価は、2001年の35ドルから下降傾向にあった(Gates氏の引退計画を受けて、15日の株価は3セント下げている)。

※お詫びと訂正:記事タイトルの日付について、当初CNET News.comでの記載に合わせて2008年6月としておりましたが、Bill Gates氏がビデオの中で7月と発言していることから、「2008年7月に事実上の退任へ」と訂正いたします。

現在51歳のGates氏は、Altairコンピュータ用のBasicプログラミング言語を販売する目的で、高校時代の親友だったPaul Allen氏と共同で1975年にMicrosoftを創業した。同社は1980年代に、AppleのMacintosh用アプリケーションを開発するなどして大成功を収めた。

 しかし、IT業界のトップに上り詰めることになったきっかけは、同社がOSビジネスへの参入を決断したことだった。同社の Windows OSは、世界の90%以上のPC上で動作している。この成功により、Gates氏の純資産は自身が保有するMicrosoft株を中心に、1999年にはあっさりと1000億ドルを越えてしまった。Gates氏は現在、同社株を約9億7700万株保有している。

 Forbes誌によると、同氏は2005年時点で500億ドルの純資産を保有する世界一の富豪だという。

 Insight 64のアナリストNathan Brookwood氏は、「確かにGates氏は、良くも悪くもこの業界を牽引してきた。1981年を振り返っても、1つのOSが世界中のPCの95%を統合するなど、ほとんどの人は予測していなかった」と述べている。

 「Microsoftが成長を遂げるのにともない、(Gates氏が与える)技術レベルでの影響力は重要性を弱めていった。技術的立場から見た場合、同氏が常勤だろうが非常勤だろうが大差はないと思う」(Brookwood氏)

 NPD TechworldのアナリストStephen Baker氏は、電子メールでインタビューに応え、「同氏は技術知識のある初めての起業家だった。エンジニアでも金儲けはできるし、そうしてかまわないことを正当化したのだ」と述べた。

 Gates氏は、自社の経営にあたり、純粋な技術的問題よりもビジネスの成功を優先した。そのためもあって、同氏とMicrosoftには技術コミュニティーから長年激しい反発があったと、Baker氏は述べている。「今日のGoogleを見ると、同社が同じ方向に向かっているのが分かると思う。称賛される起業家が技術的に良いことをしていながら、利益追求と製品開発のはざまで困難に直面している」

→ MS会長B・ゲイツ氏、2008年7月に事実上の退任へ - CNET Japan

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 18:16 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「独占!Winny開発者が語る“虚と実”」

個人情報流出などのニュースで世間を騒がせている、ファイル共有ソフトWinnyの作者である金子被告がインタビューが掲載されています。

個人的な意見としては、金子さんの言い分はもっともだと思います。
こういう事を問題にしてしまうと、技術を持った人が努力して成果を発表するモチベーションが下がってしまうと思うし。

世の中、これだけ技術が進んでいるんですから、どんな手段を使ったって「著作権」を侵害して違法なファイル共有をする人は出てくると思いますし、それを完全に規制するのは不可能じゃないかと思います。

悪いのは「ツールでは無く」、それを悪用しようとする「人間」ですから。

今後の展開に注目してみます。
ファイル共有ソフト『Winny』は、4年前にインターネットで公開され、瞬く間にネット界を席巻した。

当初は正体の分からなかった開発者ですが、2年前、東大大学院の助手の金子勇被告が逮捕され、その素顔が明らかになった。

今、無罪を主張する金子被告が、“Winnyの光を影”を語った。

「全体の国益の問題。国益と考えると、この裁判は負けるわけにいかない」

Winnyの開発者、金子勇被告。

VOICEの独占取材に応じた金子被告は取材中、何度も「国益」と言う言葉を口にした。

<金子勇被告>
「せっかく(ソフトを)作ったのであれば、手元に置いておくよりは、公開して皆さんに見せた方が、皆さんの利益になるんですよ。強力な技術であることは間違いないと思うんですよ、情報を共有する技術は。特に今後のインターネット世界では、非常に重要な技術ですから」

金子被告が問われているのは、「著作権法違反のほう助」の罪。

京都府警はまず、Winny利用者の男性を映画などの著作物を違法に流通させた容疑で逮捕し、その後、ネット上でWinnyを無料提供していた金子被告を、利用者の犯罪行為を手助けしたと言う容疑で逮捕した。

ソフトの開発者がこのような罪に問われるのは、異例中の異例である。

そもそも、Winnyとは何か。

Winnyを使うと、インターネットで結ばれた別の人のパソコンにある画像や音楽などのあらゆる情報を、お互い自由にダウンロードし合う事ができる。

「ファイル共有ソフト」と呼ばれる。

<金子勇被告>
「図書館に近いと思う。各自のハードディスクを持ち合うことで、より巨大なハードディスク、仮想的なハードディスクがネット上に出現するわけです。だから、一種の図書館みたいに使えるわけで、誰かがある情報を置くと、他の人が検索可能になって、他の人が中身を見ることが可能になる」

Winnyは、個人のパソコン同士がダイレクトに繋がるネットワークシステムが特徴。

情報発信者の匿名性に優れ、大容量の情報をダウンロードする能力も高い。

そのことが、映画やゲームソフトなどの違法コピーの温床という事態を招く事になる。

検察は、金子被告がその違法な利用者がいると知りながら、不正行為を助長するために、ネットで次々とウイニーの改良版を提供し続けた、として罪に問うている。

<記者>
「違法利用があるのにバージョンアップを続けた?」
<金子勇被告>
「止めました。(違法利用が問題になったころ)Winny1に関しては開発が止まってました。(改良を続けていた)Winny2はBBS(=電子掲示板)のソフトですので、完璧にその辺でも勘違いされてるんですよ。そもそもWinnyがあんなに広まると思ってないし、間違ってもユーザーさん(が、違法使用を)メインで使うようになると思ってませんから、それよりも、『技術的な可能性』を示すことが重要だと思ったもんですから」

「Winnyをネット上に公開したのは、『せっかく思いついたアイデアが使い物になるかどうかを試すため』だ。この点だけは譲れない」と、金子被告は笑ってみせた。

2年前の逮捕当時、東大大学院の助手だった金子被告。

裁判のための京都通いは、すでに20数回を数える。

<金子勇被告 〜新幹線の車内にて>
「よく言いますけど、ネットワーク周りのプログラムを作ったのは、例のヤツ(Winny)が一番最初なんですよ(笑)。あれが私の実験的なソフトだったんで。ただね、『すごいことを思いついた』というのはあったんですよ。『画期的じゃないか』と。だから、作ったんです」

金子被告は「面白い技術は皆で共有すべきだ」と考えている。

だから、これまでWinny以外の様々なプログラムもネット上で無料で公開してきた。

仕事でもプログラムは作るが、好きなソフトを作って人を喜ばせる方が性に合っていると話す。

<記者>
「何歳からコンピュータを?」
<金子勇被告>
「すごい前で、小学校のころなんですよ。そんな裕福でもなかったから、どうしたかって言うと、当時、店頭にPC(=パソコン)が並んでるから、そういうトコに行って、(プログラムを)組んで、という感じです。ただ、セーブできないじゃないですか。しょうがないから、1日で作っては消して、次の日には違うもの組んで、ハハハ」

今や、ネット上で「神」とまで呼ばれるプログラマーの第1歩は、町の電器屋から始まった。

情報工学系の大学院を出て、国の原子力研究所の研究員となる。

専門は、計算によって様々な現象を3次元で表現するプログラム作り。

経済産業省が天才プログラマー発掘を目ざしたプロジェクトで才能が認められ、東大に助手として推薦された。

<当時プロジェクトを担当した東京大学・竹内郁雄教授>
「プロジェクトに参加した人はみんなとんでもない人なんですけども、(金子被告は)プログラミングの腕に関しては、一番とんでもなかった。これはすごいと思った」

プロジェクトでその素質を見抜いた竹内教授だが、今は金子被告の事件が他のプログラマーへ及ぼす影響を気にしながら、裁判の行く末を見守っている。

<東京大学・竹内郁雄教授>
「影響、彼が(事件のせいで)色んなことをできないというのは損失ではあるが、他にも(プログラマーは)いっぱい居るから、そういう人たちが萎縮してなければ、大きな影響はないとは思う。ただ、これが、本当にほう助罪みたいな、不思議なアレで、有罪が出ると、また大騒ぎになるでしょうね」

当初、金子被告は自分が逮捕されても、日本のネット業界がいい方向に進めるなら、それも仕方ないと考えた。

しかし、罪を認めると、どのプログラマーもソフトを悪用した人の「ほう助」の罪に問われかねず、誰も新しいことにチャレンジしなくなると思うようになった。

「Winnyは、悪事のための技術ではない」と、証明したかった。

金子被告は今、あるネット商品のソフト開発に携わっている。

Winnyで培ったノウハウをビジネスソフトに生かそうというのである。

Skeed Cast(スキードキャスト)というその商品は、インターネットで動画などを送受信するためのソフトだ。

<ドリームボート・加藤弘幸副社長>
「例えば、証券会社の投資セミナーに参加できなかった方が、後から映像を見るとか、ギターの弾き方とか、ヨガ教室とか、動画であるが故に相手に伝わりやすいものはもっとある」

今回のソフトでは、大規模なサーバーの代わりに、Winnyで実証されたパソコン群がエンジンとなり、動画などのコンテンツが配信される。

サーバーを使わないことでコストダウンになり、システムの安定性も増すと言う。

また、Winnyの教訓から、不正使用をできなくするための情報監視機能もつけられている。

<ドリームボート・加藤弘幸副社長>
「世界に通用する技術がそのまま埋もれていくのは、あまりにももったいない。コアとした金子の技術に、皆が色々な夢を乗せています」

Winnyが目指したもの。

金子被告は、新たな取り組みを通して、それが日本のネットビジネスの強力な武器になりうる技術だったことを実証しようとしている。

<金子勇被告>
「『止まってればいいのか、先に進んだ方がいいのか』の戦いみたいに思っているんですよ。私は『どんどん先に進むべきだ』という考えなんですよ。警察とか、そういう方々は『止まってた方がいい』という感じだと思うんですよ。私は基本的に『先に答えがある』と思ってますから。『未来は明るい派』なので、『技術は最高だ』なので」

京都地裁での裁判も大詰めを迎え、近いうちに、“Winnyがもたらした光と影”に裁判所の判断が下される。

この世にWinnyを生み出したプログラマーは、無邪気にもこう言うのである。

<金子勇被告>
「『どんな物でも、うまく作りすぎちゃうと問題がある』ってことじゃないですか?」

→ 「独占!Winny開発者が語る“虚と実”」

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 17:56 | TrackBack(1) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Google AdWords、スケジュール設定機能を追加

アドワーズ広告の時間帯別配信が可能に。スケジュール設定機能が追加されたという記事。

アドワーズ広告の配信日時を指定できる??
例えば主婦がターゲットの広告は、夜は配信しないとかって事でしょうが
何かイマイチ、ピンと来ない気がします。
時間毎に昼はこの広告が、夜はこの広告がって事なら良いと思うのですが。

どうなんでしょ。
米Googleは2006年6月15日、アドワーズ広告に時間・曜日などの時間帯別配信ができるスケジュール設定機能を追加した。

スケジュール設定はアドワーズ広告を掲載する時間帯を指定できる昨日。曜日(月〜日)、時間(1時間後)で指定できる。例えば平日朝9時から午後5時までのみ広告を掲載するなど、ターゲットにあわせた配信が自動的に実現できる。

Introducing ad scheduling [Inside AdWords]
http://adwords.blogspot.com/2006/06/introducing-ad-scheduling.html

[UPDATE]
アドワーズ広告のレポートも時間帯別に表示が可能となったようだが、出力されるデータは正確ではないとのこと。まだ不具合があるようだ。

→ Google AdWords、スケジュール設定機能を追加

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 17:07 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

MySpaceをめぐり、グーグル、ヤフー、マイクロソフトが三つどもえの戦いへ

MySpaceの「検索関連広告の提供」の座を狙って「Google」、「Yahoo!」、「Microsoft(MSN)」の三つ巴の戦いが始まっているそうです。

 本命:Google
 対抗:Yahoo!
 大穴:MSN

といった所でしょうか?
MySpaceは米国での若者のシェア(若者の認知度90%以上だったかと)を多く抱える人気サイトなのでこの戦いはかなり重要なんじゃないでしょうか。
現在、米国でYahooに続いて2番目に人気の高いサイトとなったMySpace。その親会社であるNews Corp.のCOO(最高業務責任者)、Peter Chernin氏がこのほど、MySpaceへの検索関連広告の提供に関し、Google、Yahoo、MicrosoftのMSNのなかから1社を選ぶ予定であることを明らかにした。

 ティーンエイジャーなどの若年層を中心に急激な伸びをみせるMySpaceの登録ユーザー数は、すでにおよそ8500万人に達しており、またページビューの数ではYahooに次ぐ人気サイトとなっている。News Corp.では当初、独自に検索分野への投資・参入を検討したが、大手3社との競争は困難とみて方針を切り替えたと、このニュースを伝えたReuters の記事には記されている。

 検索広告の「在庫」となるページビュー獲得に関しては、昨年MicrosoftとGoogleとがAmericaOnline(AOL)との提携をめぐって激しい戦いを繰り広げた結果、Googleがこれに勝利し大規模な提携拡大を発表していた。

 また米国の検索市場の企業別シェアは、今年4月の時点で、Googleが43.1%、 Yahooが28%、MicrosoftのMSNが12.9%となっており、首位を走るGoogleの「一人勝ち」の様相がますます色濃くなっている。だが、ページビューで第2位のMySpaceがどの陣営につくかによっては、上位3社のバランスが大きく様変わりする可能性もある。

→ MySpaceをめぐり、グーグル、ヤフー、マイクロソフトが三つどもえの戦いへ

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:34 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読者ブログを開設し、記事にコメントがつけられるニュースサイト「iza!」

インターネットを使える高齢者が増えていく事で、今よりも新聞の購読者数は減少していくと思います。

今後、新聞社が生き残って行くには今回の様な新しい試みも重要ですね。

  mixiの様に「1日に何度も訪れたくなる楽しいサイト作り」

今後の新聞社サイトの課題ではないでしょうか。
産経デジタルは6月15日、「iza!」ベータ版の運用を開始した。産経新聞グループが提供するニュースを掲載し、会員登録によってブログを開設すれば、すべてのニュースにトラックバックできる。

 iza!では、産経新聞グループが発行する産経新聞、サンケイスポーツ、フジサンケイビジネスアイ、夕刊フジの紙面などから、政治、ビジネス、文化、スポーツ、芸能などのニュースや写真を掲載する。閲覧や会員登録は無料。注目度の高いブログを産経新聞の紙面で取り上げるといった紙面連動企画も予定している。

 また、サイトの開設に際して現役記者約60人のブログも開設しており、会員は記者のブログにもコメントできる。また、キーワード集やチームラボBDの開発した検索エンジン「SAGOOL」も搭載している。

→ 読者ブログを開設し、記事にコメントがつけられるニュースサイト「iza!」
posted by Mts! at 01:27 | TrackBack(1) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「風で動くインターネット」へ--はてな、全サーバ稼働分の電力を風力発電へ

はてなさんは相変わらず面白い事考えますね。
環境にやさしい企業(笑

良いアイディアです。
はてなは6月15日、日本自然エネルギーと契約し、年間30万kWhの電力を風力で発電するよう委託すると発表した。契約日は7月1日の予定で、日本自然エネルギーが発行する「グリーン電力証書」を取得する。

 グリーン電力証書は、通常の電力料金に、風力などの自然エネルギーを使って発電する分のコストを上乗せした金額を企業が支払う仕組み。日本自然エネルギーは企業から得た資金をもとに、全国の自然エネルギー発電事業者に対して自然エネルギーを使った発電を委託する。委託を受けた自然エネルギー発電事業者は、風力などで発電した電力を地元の電力事業者に販売する。

 企業側は自然エネルギーを使った電力を直接調達できるわけではないが、環境に優しいエネルギーを購入したとみなされる。

 はてなが委託した電力量は、同社のサービス「はてな」に使われるサーバの電力すべてにあたる。

 今回の取り組みについて、はてなでは、「これまでも当社社長の近藤が社員に自転車通勤を推奨したり、社内のペーパーレス化を図ったりするなど、自然環境に優しい取り組みをしてきた。しかしインターネットサービスの提供に数百台のサーバを毎日稼働させており、地球温暖化につながるという負い目を感じていた」と説明する。

 今回のグリーン電力証書の取得で、「はてなは自然エネルギーで稼動する『風で動くインターネットサービス』になる」(はてな)という。

 なお、グリーン電力証書を取得している企業としては、ソニーや日本IBMなどがあり、はてなを含めて現在83団体が契約している。

 はてなでは、今回の取り組みに合わせて、風車をモチーフにしたオリジナルTシャツを販売する。価格は2500円で、1枚あたりの売り上げのうち1000円分をグリーン電力証書購入費用にあてる。「『ユーザーとともに動かす風車』を目指す」(はてな)。販売枚数は当初150枚の予定で、反応を見ながら追加生産についても検討するとしている。

→ 「風で動くインターネット」へ--はてな、全サーバ稼働分の電力を風力発電へ

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:15 | TrackBack(1) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

<検索エンジン>日本の30社・機関が独自開発へ

日本企画の検索エンジン開発へという記事。

おお!来た来た!!
こういうニュースを待ってましたよ。

Google、Yahoo!等に差を付けられているので、一致団結してがんばって欲しいです。
微力ながら応援させていただきますよ〜。(笑
日立製作所や富士通、NTTなど電機、情報通信大手と東京大など国内の約30社・機関が共同で、日本独自のインターネット情報の検索エンジンの開発に乗り出す。16日にも研究組織を発足させ、2年以内の実用化を目指す。国も予算面などで支援する。
 検索エンジンは、インターネット上から必要な情報を探し出す検索サイトに使われている中核技術で、ネット情報の利用に不可欠。しかし、米国企業のグーグル、ヤフー、マイクロソフトの3者が市場をほぼ独占し、技術も公開していないため、ネット社会での情報の恣意(しい)的な管理や、日本企業の事業機会が失われることが懸念されていた。
 共同開発するのは、検索エンジンの基礎部分。開発した技術は国内外で広く公開し、企業がネット広告や検索サイト運営など、それぞれの事業に合った形で利用できるようにする。利用者が部分改良を提案するなど、技術革新が進むことも期待できる。
 検索サイトにキーワードを打ち込み、関連するホームページなどを検索する現行の検索技術は米国の3社がリードしている。このため、パソコンに限らず、テレビ画面の画像から関連情報を検索したり、音声の問いかけに答えて情報を表示する方法など、次世代の検索技術の開発も手がけ、先行を狙う。
 ネット上の情報は、検索サイトの上位に表示されるか否かで、世間への伝わり方が圧倒的に異なる。ただ1月に中国でのサービスを開始したグーグルが、中国政府に批判的なサイトを表示しないことが問題になり、運営企業による情報の恣意的な管理が懸念されていた。米国の独占を嫌うフランス政府も、今年から独自の検索技術の開発プロジェクト「クエロ」を進めている。

→ <検索エンジン>日本の30社・機関が独自開発へ

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 02:31 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サイバーエージェント、ユーザー投稿動画の配信サービスを7月に開始

遂にサイバーエージェントも追従ですね。
どの会社が、シェアを握っていくんでしょうか。

個人的にはサイバーエージェントさんにもがんばってもらいたいです。
サイバーエージェントは、動画配信サービス「AmebaVision」を7月中旬にリニューアル、ユーザーから投稿された動画を配信する新サービスを開始すると発表した。

 AmebaVisionは、Macromedia Flash形式の動画配信サービスで、現在はサイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏やおちまさとによる動画番組を配信中。7月中旬からはユーザーから動画を募り、サイト上で公開する投稿動画サービスを新たに開始する。

 投稿された動画はAmebaVisionに加えてブログやホームページ上で表示でき、サイバーエージェントのブログサービス「Amebaブログ」へはワンクリックで設置可能。指定したメールアドレスに携帯電話から動画を投稿することもできる。

 アクセスの多かった動画を投稿したユーザーに1万円をプレゼントするキャンペーン、著名人による投稿動画なども用意し、8月には AmebaVision上で利用できる動画編集機能も実装予定。サイバーエージェントでは2006年6月現在で120万会員というAmeba会員数を活かし、2007年9月には投稿動画数100万の国内最大級サービスを目指すとしている。

→ サイバーエージェント、ユーザー投稿動画の配信サービスを7月に開始

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 02:18 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アフィリエイト2.0 『ドロップシッピング』とは

最近何かと話題のドロップシッピング。
日本でも広まっていくんでしょうか。

電脳卸さんがサービスを開始したら私も試してみたいと思っています。
ドロップシッピングという言葉を耳にしたことはありますか?米国では、アフィリエイトの次は『ドロップシッピング』だと大騒ぎ。アフィリエイト2.0と言われてたり、なかったり。

日本でも、ドロップシッピングの本が刊行されたこともあって、アンテナの早いブロガー達の間では色々と話題を読んでいる。

そんなドロップシッピングについて、考察してみた。

そもそもドロップシッピングとは何だろうか?
(※アフィリエイトの説明は省略。アフィリエイトとは(e-words))

ドロップシッピングはアフィリエイトの進化系といわれており、簡単に言葉で表現すると、『アフィリエイトと違い、自分で扱う商品・商材の値段を決定でき、集客から購入まで一連のプロセスを行うビジネス』である。ただし、『商品の開発』や『商品の発送』は行わずに、集客や宣伝、マーケティングに専念することができる、新しいネットビジネスの形である。

これだけ聞いていると、『?? アフィリエイトと大差ないのでは ??』と感じると思うが、図の方がわかりやすいので、図にしてみた。。

20060615-03.gif

要は、アフィリエイトが商品やサイトの『宣伝』に終始し、送り込んでなんぼのビジネスであり、商品の料金やランディングページの質などを一切いじれなかったのに対して、ドロップシッピングはもう一歩踏み込み、商品の料金まで決定でき、ユーザー側からみると、あくまでもドロップシッピングサイトから購入しているように見える。よりビジネスに近い部分で勝負できる感じだ。

具体例を出すと、海外のcafepressが有名だ。自分でデザインしたT-シャツを販売できるのだが、こちらが手がけるのはデザインのみ。製造などはすべてcafepressがやってくれる。また、デザイン料もこちらで設定できる。

このように、ドロップシッピングはアフィリエイトよりも良い面も多くあるが、良い面だけではなく、それ相応のメリット/デメリットをもちろんあり、それらも簡単に挙げてみた。

=======

■メリット

→料金が自由に設定できる。
→ユーザー情報を獲得できる。
→他社差別化がしやすい。
→商品ページを自分で作成できる。
→在庫を持つ必要がない。
→発送をする必要がない。

■デメリット

→ユーザー情報(個人情報)を保持する必要がある。
→サポートが必要になる。

=======

こんな感じでしょうか。
アメリカのアフィリエイターには『プロ』が多く、すんなりとドロップシッピングに移行できる土壌があるのに大して、日本のアフィリエイターの多くは『趣味発展型』や『お小遣い稼ぎ』が多く、まだまだここまでのリスクを考えられるアフィリエイターは多くないかも知れない。

しかし、必ずや近い将来に、ネットのコマースビジネスの中にドロップシッピングが絡んでくることは間違いないと思う。今後もウォッチし続けようと思う。

→ Web2.0ナビ: アフィリエイト2.0 『ドロップシッピング』とは

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 02:15 | TrackBack(1) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

噂のグーグル支払システム「Gbuy」、6月末にスタートか--アナリストがレポート

Googleがオンライン支払いシステムに参入という記事。

Googleの凄さ、怖さが毎日、毎日ネットを通して伝わって来ます。
でも一人勝ちは、消費者に良い影響を及ぼさないので他社にもがんばって欲しいですね。

 「あ!ウチもがんばらなきゃな・・・。(笑」
Googleのオンライン支払システム、「Gbuy」が米国時間6月28日にスタートする予定であることが、ウォールストリートのアナリストが6月9日に発表したリサーチメモから明らかになった。業界最大手でライバルのeBayとの競争が激化することは必至だ。

 Gbuyは当初は無料で提供されるものの、いずれ業者には1件あたり1.5〜2%の手数料が課金されるようになると、RBC Capital MarketsのアナリストJordan Rohan氏はリサーチメモで述べている。これは、eBayのオンライン支払システムであるPayPalで請求される額よりも若干安い。

 本件についてGoogleからコメントを得ることはできなかった。

 「Googleは、商店と消費者の間の支払いを実現するプラットフォームであるGbuyを通して、利用業者からトランザクションデータを取得する。これをGoogleがいろいろ活用する可能性があり、この点がGoogleにとってのサービスを提供するメリットだ」(Rohan氏)

 Googleは、業者が表示するGbuyのボタンをユーザーがクリックしたときに、データを収集することができる。消費者はそこからGoogleのGbuyサイトに誘導され、トランザクションを完了させる。

→ 噂のグーグル支払システム「Gbuy」、6月末にスタートか--アナリストがレポート

blog_ranking.gif
posted by Mts! at 01:39 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ウェブ進化論
本当の大変化はこれから始まる
国家の品格 グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する
ウェブ進化論 国家の品格 グーグル―Google<br>既存のビジネスを破壊する
[価格] ¥777
[著者] 梅田 望夫
[価格] ¥714
[著者] 藤原 正彦
[価格] ¥798
[著者] 尊々木 遜尚
新着記事
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。