2006年06月14日

自分の価値を下げる、そのひと言

過去の自分(今も?)にもすごく当てはまる事だと思います。

 「上司は何もわかってくれない!」

より、わかってもらう為の努力をした方がよっぽどうまくいくんだと改めて認識しました。

勉強になりました。
今回は実在する営業職の女性Aさんと、その上司Bさんのお話です。

Aさんは大学を卒業後、今の会社に就職し、営業経験5年。
重要顧客も任されるようになり、自分の成長も実感しています。

ところが、上司からの評価はいまひとつのよう。
ここ1年は、賞与の査定も自分の予想を下回り、納得できない状態が続いています。

なぜAさんは十分な評価を得られないのか。

彼女の評価について上司Bさんに話を聞いてみたところ、いくつかカギとなる彼女の発言が見えてきました。


■「私は頑張っているんです」

仕事をしていると困難な局面に立たされることがあります。
それを打開するべく力を注ぐのは当然のこと。
そして、それでも上手くいかなかったときにどうするかがその人の真の力であり、そこでの行動が評価の対象となります。

そんなとき、Aさんはよくこう言うそうです。

「私は頑張っているんです」

その言葉の先にあるのは何なのか。

上司のBさんはこう話します。

「彼女が頑張っているのはよくわかるし、それを評価していないわけではないのです。ただ、『私は頑張っているんです』という言葉の先には、『だからなんとかしてください』、『だから私は悪くないんです』といった気持ちが見え隠れしてしまう。頑張っているかもしれないけど今はまだ困難な局面を打破できていないのだから、知恵を絞ってほしい。そこに物足りなさを感じてしまうわけです」


■「それはわかっています」

Aさんが行き詰まっているなと感じたとき、上司のBさんは壁を乗り越えるためにアドバイスをします。

そして、そんなとき、彼女はよくこう言うそうです。

「それはわかっています」

この発言に対してBさんは…

「気持ちがあってもそれが実践できていなければ意味がない。だから敢えてそれを言っているのです。わかっているのにできないのであれば、どうしたらそれができるのかを考えてほしい。その答えが見つからなくて行き詰まっているなら、そこを一緒に考えたいのですが…」

■「こう言ってありますから」

Aさんの仕事では、契約がとれた後、営業事務スタッフを通して商品管理部門へ商品の発送を依頼します。
ところが、その連絡に行き違いが起こり、顧客へ予定通り商品が納品されないという事態が起こったとき…。

すでに営業スタッフとして経験も積んでいる彼女は、もちろん、すぐに顧客を訪問してお詫びをし、対策を講じます。
そしてBさんへ報告。

「この件は、商品管理部の担当者にこう言ってありますから大丈夫です」

決して彼女の対応は間違ってはいません。
しかし、この先の成長という視点で、Bさんはこう指摘します。

「営業スタッフとして、局面局面で適切な判断をし、関わる人たちをコントロールすることは重要なことです。しかし、『こう言ってある』という言い方はとても高圧的。無意識にこう言っているのであれば、どこかで自分が上に立っているという気持ちがあるのではないでしょうか。逆に、意識的にこう言っているのであれば、仲間をさげすんでいるということ。営業スタッフは指示を出す立場に立つことは少なくないのですが、決して、それは上に立っているわけではない。この意識が変わらないと、安心してマネジメントを任せられないと感じます」


今回紹介したのは、頑張っているからこそ、認めてほしいからこそ、言ってしまう可能性があるひと言ばかり。
せっかくの努力を、間違ったアピールで台無しにしたくないですね。

→ 自分の価値を下げる、そのひと言 - [女性のキャリア]All About

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posted by Mts! at 01:12 | TrackBack(0) | 勉強・スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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