2006年05月31日

お前、Web2.0って言いたいだけちゃうんか?

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大好きなクリエイター「ポエ山」さんのオリジナル(?)キャラ、ゴノレゴがWeb2.0について語ります(笑

今年のエイプリルフールに1日だけ、アップされたキャッシュです。
こりゃすごいですよね。

→ 電脳卸(2006年4月1日のキャッシュ)
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Web受託ビジネスの問題と改善

うちの会社にも大いに関係のある問題だと思います。

「ビジネスでWebを作る」立場ってのは2つあって、Webを受託して作るお手伝いをする立場と、自社のビジネスとしてWebを作るという立場の二つがある。

受託側はお金をいただいて、高い品質のWebサイトデータを成果物として納品する。
サービスする側は自社の利益を最大化するようにWebを作る。

この「作る」という言葉の範囲が、受託する側とサービスする側に微妙な差異があるように思える。

まず本質的なところとして、WebがCD-ROM、紙媒体やアプリケーションと違うのは、Webはリリースしてからが始まりだということ。表現は適切ではないかもしれないが、現実的にはWebを作ったところで全てが完璧に完成していることはなく、リリースしてからの改良、改善のプロセスをまわしていくことは重要だ。SEOを含めるとリリース後の更新サイクルの判断こそが重要なケースもある。

Web2.0の概念で「永遠のベータ版」と言う言葉がある。この意味は、中途半端でもリリースしてあとから直せば良いということではなく、こちらがいくら頭で考えても、ユーザーの反応や使い勝手は完全にはわからないため、ニーズがあるかないかが未確定なものにあまり工数を割くのではなく、なるべくシンプルにスモールスタートで初め、リリース後の反応から改善したり、新しい機能を追加していきましょうというものと自分は解釈している。

現実、「考えすぎた仕様」はあまり使われないもので、それとはまったく違う「想定外の出来事」に対して、全然別方向に機能改善をしていく現実があったりするものだ。

この概念は、別にWeb2.0というバージョンを切るものではなく、本来、Webとはこういうものであるということ。それは個人のホームページが更新しないと誰も来なくなるという基本原則からも明らかだ。

コーポレートサイトは、住所情報や事業内容を紹介すれば最低限、事足りる部分はあるので、「あれば良い」と思っている方もたくさんいるだろうが、明日の企業を担う学生が就職活動でWebを見て、企業の将来性に潜在的な印象を与えることはあると思うし、B2CであればWebを使って商品のファンを増やす活動はもはや常識だし、B2Bにおいても顧客やパートナー企業に対して自社の商品の情報支援をすることが、自社の商品選択の重要な要素になっているケースは少なくない。

あらゆる人がインターネットにアクセス可能になりつつ昨今、企業が日々ビジネスをして新しい活動をしていくのであれば、当然Webも日々進化していくべきである。

ところが現状、受発注の関係において、Webの継続的発展をしていくにはいくつかの問題がある。

そもそも、まず多くの受託ビジネスのゴールは基本的に「リリース」である。

期日通りに納品物を作る。後のトラブルは瑕疵責任であり、手離れよく、次の案件をこなすというモデルだ。

もっとも売り上げが上がるのは新規案件であることから、これを繋いでいくお金の儲け方で、リリース後の対応は、「ポストセールス」=「アフターサポート」というフェーズの考え方である。

しかしWebの本質が「永遠のベータ版」であるなら、一般的な受託ビジネスの考え方があてはまらないのではないかと思う。 更新作業こそ、Webの商品価値を上げるサイクルであれば、そもそも「アフターサポート」ではないと考えるべきだと思う。

まぁそもそもWebの制作会社はポストセールスもアフターサポートも特に概念として意識しておらず、せめて専門の部署がいて、そこに引継ぎでもしてやってく体制があればまだしも、現実的には、特に役割のわけ隔てなく、通常の制作グループが通常業務としてこなしていることであろう。

現状、更新に対する予算が取れない発注者というのは多く、結果、「更新は儲からないから、あまりやりたくない」と思ってる人はかなり多いのではないだろうか。新規案件 vs 更新案件という視点になれば、更新作業はミスした時のリスクが高いし、打ち合わせも含めると時間効率は高くないし、単位時間あたりの発注金額の勝負となれば、多分、新規案件にかなわない。

それが故に、エース級がアサインされなかったり、そもそも対応がおざなりになって、クライアントとの関係がうまく継続できないケースがあることだろう。

結果、関係が切れてしまうこともあるし、そもそも制作者レベルだと新規で新しいデザインや新しい技術にチャレンジしたいと思っているが故に、営業以外の人は、新規を望んでいたりもする現実もあるのではないだろうか。

これでは毎回、リニューアル時には新規制作になりかねない。一見、新規案件があって儲かるように思えても、同じものを二度作るのはかなり無駄なことだし、まったくゼロからのスタートではない新規案件は、日々の更新で肥大化した既存ページの見積もりの誤りも起きがちだし、再設計のコストが見えにくいわで思いのほかリスクが大きい。それに長期で見たら、継続発展を続ければ、本来達成できたハズのWebの効果を発揮できないことになり、対コスト効果が低くなる。結果、Web制作そのものの市場規模にも悪循環をもたらすのではないかという危惧を持つ。

日々の更新の継続的関係を重視し、次回リニューアルも慣れた会社が継続的発展を目的として改善を行い、企業に対して最高のWebを作ることを目指すのが理想である。

それに中長期スパンで営業費の削減、受注リスクの低減などがあるので、安定した受託ビジネスの運営というのを考えたほうが、トータルの工数も少なくなるのは当たり前だと思う。

しかし日々の売り上げはやはり重要で、数字に責任を持つ営業の人には、あまり求められないことも正直言ってある。しかし、だからこそ、日々の感情に押し流されないように業界全体として、継続的改善というWebの本質に従ったビジネスフレームワークを描けなければ厳しいという見方をしている。

何故ならそもそも新規案件は更新案件に対してプロジェクト運営のリスクが高いハズだ。故にメインで担当する人材はエース級が求められ、Web特有の短い納期に対して、人材を育てる余裕がない。(途中だが、それにチャレンジする会社は当然あることは一応、付け加えておく。)

本来、継続的作業をチームで行うことで、後進の人材は先輩の仕事を覚えていきやすい。標準品があるような仕事では、このサイクルで人材を育てていくのは普通のことだと思うが、単品の特注販売であるWebでは、結局、個人のスキルを前提にせざるを得ないとこがある。

余裕のない案件に、不適切な人材をアサインすると、途中で心が折れてしまったりして離職率が高くなり、結果に火のついたプロジェクトをフォローするエース級の負担が高くなって、余計に人材育成の余裕を失い、エース級の人材の心も体もすり減らしていくという悪循環。

当然、会社としても効率が下がり、人材を育てられない業界は間違いなく先細りだ。
既にここ数年から人材の層が薄くなっていると感じている制作会社も少なくないのではないだろうか。今年あたりから制作会社から新卒で人を育てるという声が活発化してきているように思えるが、そういう問題意識を持っているからこそである。


先日、自分もモデレータと言うスタンスで参加しはじめた、さる集まりで、クライアントの視点からWeb制作会社とhappyな関係を作っていくためにはどうすればいいか?という会議があった。そこでの意見と、自分が今まで持っていた意見を集めて以下のような表を作ってみた。 Web2.0の表現方法のマネであるが、バージョンは、「できてない会社」を0.5、「できてる会社」を1.0とした。(上に書いたことなど、とっくにわかっていて、ちゃんとやっている会社もあると思うから。)
■Web受託0.5 ■Web受託1.0
1.自社サイトの制作作業はプライオリティが高くない。十分にメンテする工数が確保できない。 1.自社サイトは重要な商品カタログ。自社の商材として業務上のプライオリティが高い。
2.ディレクターの悩みは顧客担当者が上司にひっくりかえされること。 2.ディレクターはコミュニケーションのプロ。顧客担当者が社内稟議を通りやすくするよう支援する役割。
3.「リリースして手離れ良く」がビジネスゴール 3.リリース後にWebサイトをどう育てるか?という継続的発展を重視。中長期スパンで顧客との継続性を考え、儲けられるよう努力する。
4.新規案件で食いつないでいく 4.既存案件の継続改善を重視。また既存案件を明日の新規案件にどう活かすか連続的に考える。
5.顧客のWebがリリース後どうなってるか知らない 5.顧客のWebが日々どうなっているか知って、改善努力を怠らない。
6.営業はWebがわかってなくても売ってこれればOK。 6.営業は顧客と自社との重要なインターフェース。  信頼関係の構築および顧客の現状を社内に伝達するための重要な役割。
7.即戦力重視、人材を育てる余裕などないので基本は担当者丸投げ。 7.人材の育成を前提としたマネジメント。


これの実現に最終的に重要なのは、クライアント側のWebに対する意識である。

発注する会社と受注する会社が違う以上、最後はお金の関係である。新規には予算が取れても、日々の更新には予算が取れない会社は多い。それでは単純に制作会社の力を発揮することは不可能である。

しかし、その予算を引き出す役割は、制作会社が持つべきだ。なぜならクライアントはWebのプロではないし、市場を作っていくのはお金をもらう側である。ここは市場があるからとやっている会社と、自分達で市場を作ってきた会社では実力差があることだろう。

制作側はWebのビジネス効果について提案して、顧客側担当者と一致団結し、予算を勝ち取りに行くアドバイスをするぐらいの関係を持つことは重要ではないだろうか。(これが一番難しい)

また制作側の社内の意識も重要だ。
リリースしたら、もうそのサイトから興味がなくなるようでは困る。しかし現実的にリリースしたサイトが日々どうなっているか?を把握できてる会社はどれぐらいあるのだろうか。

一緒に作っていくなら最低限、日々のアクセスの集計情報ぐらいは共有するべきだと思う。
情報が見えなくなると、人は意識から離れていく。

クライアントとのインターフェースである営業は、Webサイトが日々どうなってるかを、受託側の社内にも伝える努力をすべきである。こういった活動が元で、社内から改善要望の声が上がってくるぐらいが望ましい。

クライアントと営業担当者は、できるだけエンドユーザーの声を制作会社内部にも伝えて欲しい。


こんなことはとっくにわかっていて、実践してる会社もあるだろう。しかし、制作者の声を聞くと、日々の案件に振り回され、前のめりで考える余裕が持てない構造的な状態になっているケースは少なくない。

「次もあるから今回安くして」というのは、クライアント側からのよくある値引き理由だが、それを一時しのぎの値引きの言い訳で終わらせてしまったら、良いWebにはならないし、結局ハッピーにはならないと思う。どうやって適正利益を得るように挽回していくかというのは重要な制作ビジネスの駆け引きであろう。そのサイクルは、Webがよくなることを中心に行われるべきだと思う。

現実的にはとても難しいことは十二分に理解しているつもりだし、各担当レベルでは改善をしたい人などもたくさんいるだろうし。だからこそ、できる企業はどんどん実践、改善していって欲しい。そして、その実績を公開してください。

パレートの法則に対する、ロングテールような新しいビジネスデザインパターンを作り上げて、あまりそれが実践できない会社は成功モデルをマネすることが当たり前とかになったらいいんじゃないのかなぁと思う。

スキーでよくある光景だが、斜面に振り回されて、後傾姿勢でやっとこさターンしている状態ではいつ転ぶかわからない。前傾姿勢で、自分でターンをコントロールできるように改善していけたらいいんじゃないかと思う。そのためには攻めの姿勢が重要だ。

サービス提供側に転職してしまったので、あまり偉そうなことを言うまいと思って、汎用的に書くつもりがついついこんな文章になってしまいました。気分を害された制作会社の方がいらっしゃったら、先にお詫びしておきます。

→ F's Garage typeC
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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン売ります

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バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンのレプリカがeBayに出品されているそうです。

でもデロリアンより、ブレードランナーの車か、ナイトライダーの方が欲しいです。(まぁ買えませんが。)

ネタ的にはおもしろいですね〜。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したデロリアン改造タイムマシンのレプリカがeBayに出品されています。映画とおなじく本物のデロリアンをベースにしたもので、もちろん(車としては)完動品。

→ Engadget Japanese
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ミクシィ笠原社長、「世の中にない、新しい価値を生み出す会社に」

最近(?)、メディアにも引っ張りだこの、ミクシィ笠原社長のインタビュー記事。

日本で一番メジャーで成功していると思われるSNS、mixi。

2005年3月に黒字に転化してからは、赤字になった事が無いとの事。
mixiはかなり中毒性が高く、私も一時期は危険な状態でしたが
最近は、大分おちついてきました。

株式会社ミクシィは、言わずと知れた日本最大のSNS「mixi」を運営する企業です。SNSがWeb 2.0であるか?ということについては異論もあるかと思います。SNSはその規模の大小に関わらず、やはりクローズドなコミュニティだからです。筆者も、原則としてはSNSという事業モデルをWeb 2.0的である、とは考えていません。しかし、(2006年5月現在で会員400万人を超えたという)mixiほどの規模を持てば話は別です。Web 2.0における、Webの量的変化に大きく寄与し、老若男女を問わず、多くのユーザーをWebに参加させることになった原動力の一つとして、今回は株式会社ミクシィ代表取締役の笠原健治氏にお話を伺います。


■ mixi開設3週間で手応え

ミクシィ代表取締役の笠原健治氏
―まずは自己紹介をお願いいたします。

笠原氏
 1997年11月、大学在学中にFind Job !という求人情報サイトの運営を開始しました。これが今のミクシィという会社の母体となります。これを1999年6月に法人化しまして、今年の2月に現在の社名になりました。

 mixiというサービスを開始したのは、2004年2月です。現在は、Find Job !、mixiという2つのサービスを運営しています。


―自社開発ですよね。

笠原氏
 ええ。どちらのサービスも自社内で開発しています。


―収益モデルを教えてください。

笠原氏
 Find Job !の場合は、企業様の求人情報の掲載料などが収益の柱で、mixiの場合は、広告とオプション課金(mixiプレミアム)ですね。


―mixiの売上高等は公開していませんが、黒字と伺いました。

笠原氏
 2005年の3月から単月黒字になり、それから赤字になったことはありません。通しても黒字です。


―いつ頃から事業としての手応えを感じたのでしょうか。

笠原氏
 スタートして3週間くらいですね。


―早いですね(笑)。手応えの理由は?

笠原氏
 ブログなどで、mixiのことが書かれているエントリが増えました。mixiはおもしろいよ、というコメントが多かったんです。mixiでは、開設当初から日記以外でも、RSSを利用してブログを選択できましたので、ブログユーザーの方にも使っていただいていました。

 またPVも、開設当初から間違いじゃないかと思ったくらい多かったですね。ですから、登録しただけではなく、使っていただいているという実感は早くからありました。


―10万人に達したのはいつですか?

笠原氏
 設立してから半年くらい、たしか2004年9月でした。


―当時はまだSNSという言葉はなかったですよね?

笠原氏
 いえ、SNSという言葉はありました。ただし、SNSという言葉をご存知の方は非常に少なかったですね。ですから、サイト上には開設当時の Community Entertainmentという表現が残っていますが、徐々にみなさんが、SNSという表現になじんできたように思います。


■ mixiのキラーコンテンツは日記とコミュニティ
―他のSNSとの違いは?

笠原氏
 現在は、総合カテゴリー的なSNSの機能はだいぶ似てきていますが、開設当初でいうと、日記、足あと、コミュニティ、でしょうか。

 mixiをはじめたきっかけは、日本に留学していて、弊社の開発を担当してくれていたバタラ(現在のCTO)から聞きました。当時、彼の留学生仲間でFriendsterがはやっていたんですね。ネット上だけどリアルの要素がある、おもしろいサービスだと思いました。

 ただ、最初の2,3日は友達の友達を探したりして楽しいのですが、しばらくすると、することがなくなる。それは、次にやることがないからなんですね。そこで思ったのは、使い続けるモチベーションとなるようなコミュニケーションの要素が必要ではないかと思いました。そこで、日記、コミュニティや、「人の往来感」を感じさせるような、足あと、最終ログイン時間などを実装したのです。


―いまやどのSNSも追随している機能ですね。実は僕は設立当初のGREEで、Macでの表示がうまくいかなくて、ちゃんとSafariに対応していたmixiのほうが気に入ってしまったという裏話があります(笑)。クロスブラウジングを特に意識していたのでしょうか。

笠原氏
 多くの人に使ってもらうために、誰でも使えるようなサービスにしたかったんです。コミュニケーションのインフラにしたいと思っていましたので、ITリテラシーに関係なく、老若男女問わずに使えるようにしようとは思っていましたね。


―その上でのご苦労は?

笠原氏
 ちょっと違うかもしれませんけど、システム運営に関しては苦労の連続です。いま、だいたい2億PV/日ですが、1ページあたりのアクセスが非常に重いんです。ユーザーのページを表示するには、その人が誰かを瞬時に判別し、その人につながっている友人のデータを引っ張ってきて、さらにコメントを書いているかどうかなど、すべての情報を更新してから表示するわけですから、非常に重い処理です。この処理のレベルは世界的に見ても非常に高いといわれています。


―ご苦労は解消することがあるのでしょうか(笑)

笠原氏
 ないと思います。サーバーの増強はもちろん、アプリやDBの調整は日々やっていることですね。


―SNSがだいぶ普及してきて、サービスも似てきています。mixiのキラーコンテンツとはなんでしょう?

笠原氏
 キラーコンテンツですか…。開設当初から、さまざまな機能が追加されていますが、それでも日記とコミュニティに尽きると思います。日記は縦のコミュニケーションで、コミュニティは横。自分を中心に友人と縦につながり、趣味し好で集まるコミュニティによって横とコミュニケーションをとっているわけです。携帯電話に対応したのも非常に初期のころからですし、イベント機能やフォトアルバムなどの機能も追加してきましたが、それでも日記とコミュニティこそがmixiの核となるコンテンツといえるでしょうね。


■ 海外進出は考えはするも、いまだ検討せず
―MySpaceが上陸するらしいですが、意識しますか?

笠原氏
 MySpaceに限らず、世界中のSNSは一通り見ています。SNSは、業界の中では有名になりましたが、今でもまったく聞いたことのない人がたくさんいます。新規参入のサービスが増え、SNSそのもののパイが広がればいいですね。良いところは吸収しようと思っていますが、強く意識しすぎないようにしたいし、お互い切磋琢磨(せっさたくま)してより良いサービスを提供できればと思っています。


―逆にmixiが海外に進出することは?

笠原氏
 できればいいですね。でも英語にすればいいというモデルでもないので、一工夫も二工夫もいるだろうと思います。いまのところは特に準備はしていません。


―ユーザーが400万人を超えて、そろそろ国内市場の飽和はありませんか?

笠原氏
 メッセンジャーやオークションなどのユーザー数から考えると、数百万ユーザーというのは一つの目安かもしれません。ただし可能性としては、もっと伸びるということも考えられると思います。運営側としては、ネット上のコミュニケーションツールとしてなるべく多くの人に使っていただきたいですし、 SNSというサービスは多くの友人がいるほど楽しめるサービスだと思っています。今は15000人/日のペースです。


―同じSNSでも垂直型と呼ばれる、業務や地域特化型SNS、あるいは社内専用SNSが出始めていますが意識しますか?

笠原氏
 mixiで手一杯なので。そこにリソースを割こうとはおもわないですね。


―複数SNSとのIDの乗り入れはどう思いますか? そうなると、非常にWeb 2.0的と思うんですが。

笠原氏
 答えになっているかどうかはわかりませんが、まずmixiは、ユーザーがログインしないと見えないというサービスで、ログインした後も情報の見え方が違うというのが特徴なので、その2つを壊さないのであればやってみる価値はあると思います。逆にその特徴を曲げることはないですね。


■ ニーズからもシーズからもサービスを開発できること
―ブログとSNSとの違いをどう意識しますでしょうか?

笠原氏
 ブログは不特定多数に対し、何か言いたいことを伝えるのに適していて、SNSは特定の人に対し、日常のおしゃべりのようなやりとりをするのに適していると思います。


―そのとおりと思います。その上でお聞きしますが、ブログそのもののように、Myページの不特定多数への公開機能をつけることはしないのでしょうか?

笠原氏
 部分的にmixiの外に開いているサービスは「アリ」かもしれません。ただし、ユーザーの方の混乱につながらないよう、そのページに書かれたことは誰からも見えてしまうし、検索にも引っかかってしまう、というページ特性を理解してもらった上でという条件は必要ですが。ただ「それってブログと何が違うの?」ということになって、プラスアルファな価値を作るということにはつながらないと思いますので、今のところは考えていません。

 SNSとブログのコミュニケーションは異なりますよね。さきほど申し上げたことと重複する部分もありますが、mixiのほうがより一層、友人、知人や肉親に対して情報発信しやすいと思いますし、ブログは主義主張を不特定多数に発信しやすいと思います。


―ブログのオープン性こそがWeb 2.0の特徴の一つであるとも思っていますが、mixiというサービスをご自身ではどうお考えでしょうか。

笠原氏
 Web 2.0分析については、おもしろいと思って読んでいます。今の流れをまとめてあると思っていますし。自分でmixiがWeb 2.0的かどうかという判断は、他の人に任せているという感じです。あくまで結果だと思いますし、評価は自分たちでするものではないと思うんですね。議論の対象としていただけるのはいい、と思っていますけど。

 ただ、言えることは、Web 2.0という議論が高まってきたせいが、Web上のいろいろな動きがどんどん早くなってきていて、新しいことに挑戦するという雰囲気が出てきたことはいいですよね。うちとしても新しいことに挑戦しようと思います。


―mixiを進化させるということ以外の事業を考えるということでしょうか。

笠原氏
 今ある何かを守るためだけに、何かをしないという選択をすることはありません。前に進むためには破壊が必要なこともあると思います。おもしろいこと、ユーザーにとってメリットがあること、社会がよくなることについては、行動に移していきたいと思っています。

 とはいえ、今の既存機能をよくすることがmixiとして最大のプライオリティであることは変わりありません。日記にしてもコミュニティにしても、まだまだやりたくてできないことは多いですから。どんどん改善してブラッシュアップしていきたいですね。


―仮定の話でいいんですが、どんなサービスを考えますか? もし、やるなら(笑)

笠原氏
 もしやるなら、ですね? うーん。例えばmixiにはリリースしづらい機能であれば、別のサイトとして立ち上げていく可能性はありますね。でも、やはり既存機能の改善のほうがプライオリティが高いです。今考えていることでいえば、R&Dは必要ですね。mixiをやっていて、より高い技術力、企画力が必要になってきています。負荷分散などの精度を高めていくには、そのための研究チームも必要となってきています。サービス的な研究も侮れません。ニーズ(ユーザー側)からも、シーズ(技術開発現場側)からも、サービスを向上させたいですから。


―ニーズからもシーズからもサービスを、というのは韻を踏んでいてよい表現ですね。

笠原氏
 新しいことをやるには、研究開発力が必要ですよね、やっぱり。組み合わせ(マッシュアップ)だけではだめだ、と思っています。独自の研究というか、まったくゼロからのことも始められるようにしたいですね。


―ミクシィという会社をどういう会社にしたいのでしょうか。

笠原氏
 まだない、誰も見ていない、知らない、世の中にない、価値を生み出す会社。そういう会社にしていきたいです。


―わかりました。今日はありがとうございました。

→ ミクシィ笠原社長、「世の中にない、新しい価値を生み出す会社に」
posted by Mts! at 00:20 | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本を1時間で1000ページスキャンできるスキャナ「BookDrive DIY」

これがあると、買ってきた本をコピーして売るという事が出来
お金も節約しつつ、本棚にもかさばらない・・・。

って言っても、手軽には読みにくいよな。

モニタを使って読書ってのも、いまいち集中出来ない気がします。
(慣れるのかな?)

これさえあれば本棚を占領する本をすべてデジタルデータ化して保存することが可能に。特徴はどんな本でも傷めずにスキャンできると言うこと。辞書のように薄い紙でも可能。通常のフラットベッドスキャナだと本を押し広げるので本を傷めてしまいますがコレなら安心安全、しかも高速。

お値段は割と安めの3499ドル、大体39万円ほど。ちなみに通常の本を全自動でめくってスキャンする専用スキャナだと15万ドル、約1680万円。おそろしく安いということが分かると思います。

→ GIGAZINE
posted by Mts! at 00:11 | TrackBack(0) | デジモノ・家電 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<JTB>JCBと業務提携 「J&J事業創造」設立へ

JCBとJTB事業提携へという記事。

大手と大手が手を組む事で、消費者にとって便利な環境が生まれる事は
すごく良い事だと思います。
今後の展開が楽しみですね。

JTBと、クレジットカード最大手のJCBが、旅行とカード事業で業務提携を行う。手始めに、7月に「J&J事業創造」を設立。始めに両社が発行しているギフトカードなどを共通化する。JCBは、JTBと組むことで、海外でのカード事業を強化。JTBは、カード事業の強化につなげ、旅行者の囲い込みに役立てる。

→ Yahoo!ニュース
posted by Mts! at 00:03 | TrackBack(1) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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